業界きっての開発力で常に最先端のテクノロジーを生み出し続けているトレック。疲れにくさや速く走るためだけではなく、安心のための隠れたテクノロジーがこの「3Sチェーンキーパー」です。
プロのレースでも起こりうるフロントのチェーン落ちはスポーツバイクには切っても切れないトラブル。中央の黒いパーツがそのトラブルを防いでくれるのです。
クランクセットをつけると、わずかにチェーンリングの隙間から見える程度で普段はまさに隠れています。
このチェーンキーパー、カタログのテクノロジー紹介からはすでに無くなってしまうほどトレックではもはや当たり前の装備。EMONDA(エモンダ)、DOMANE(ドマーネ)、MADONE(マドン)、女性用のSILQUE(シルク)とすべてのカーボンロードバイクに標準装備されています。
上から見るとこのような位置関係に。チェーンリングの内側を堰き止めてチェーンが落ちないようにブロック。チェーンが外れて嚙みこんで、さらに踏み込んでしまってカーボンフレームをズルズルに削り取って・・・という惨事をかなり防ぐことができます。
フロントディレイラーからぶら下げるチェーンキャッチャーと呼ばれるものが一般的な中、トレックはフレーム自体にその機能を組み込んでしまったんですからさすがです。
優れた性能だけではないユーザーに優しい機能、トレックのカーボンの信頼と安心の所以ですね。
トレックのここがすごい!シリーズ、次回もお楽しみにどうぞ!