皆さんはどんなチューブを使用していますか?
最近はチューブを不要とする『チューブレスタイヤ』もよく見かけるようになりましたが、従来のインナーチューブを使用するモデルがまだ主流なのかなと思います。
そこで、意外とスルーされがちなチューブを簡単にご紹介。
ロードバイク用チューブの選び方ガイド
ロードバイクに乗るうえで、チューブは重要なパーツのひとつです。パンク修理や交換の際に正しいチューブを選ぶことで、快適な走行と安全性を確保できます。ここでは、チューブ選びの基本ポイントを整理して紹介します。

1. サイズを確認する
チューブは、タイヤの「直径」と「幅」に合わせて選びます。
ロードバイクでは主に 700C サイズが一般的です。
タイヤの側面に「700×25C」などと表記されているので、その数字に対応するチューブを選びましょう。
また、チューブの対応幅が「23〜28C」などと記載されている場合は、その範囲内のタイヤに適合します。
2. 素材の違いを理解する
チューブの素材は、走行性能やメンテナンス性に大きく影響します。

- ブチルチューブ
最も一般的な素材で耐久性・気密性に優れ、価格も手頃で日常使いに最適。 - ラテックスチューブ
軽量でしなやかで乗り心地が良く転がり抵抗も少ない。ただし空気が抜けやすく、こまめな空気補充が必要。 - TPU(ポリウレタン)チューブ
超軽量、コンパクトで携帯用として人気。パンク耐性も高いが熱に弱いため、リムブレーキ車では注意が必要。
3. バルブの種類と長さ

ロードバイクでは 仏式(フレンチバルブ) が主流です。
英式や米式は形状が異なるため、ロードバイクには適合しません。

バルブの長さは、ホイールのリム高に合わせて選びます。
一般的には 40〜60mm が多く、リム高+10〜20mmを目安にすると空気を入れやすくなります。
4. 重量と走行性能
軽量チューブは加速性や登坂性能に優れますが、耐久性がやや劣る場合もあります。
- 軽さ重視:TPU、ラテックス
- バランス重視:ブチル(軽量タイプもあり)
まずはブチルチューブから始め、慣れてきたらラテックスやTPUを試すのがおすすめです。
まとめ
ロードバイク用チューブを選ぶ際は、
1.タイヤサイズ
2.素材の特性
3.バルブの種類と長さ
4.重量と用途
この4点を確認することが大切です。
消耗品でもあるので、1年以上交換していないという方はこの機会にチューブの交換を検討されてみてはいかがでしょうか。
チューブによっては走りが変わりますのでぜひお試しください!
自分の走り方やメンテナンス頻度に合ったチューブを選び、快適で安全なライドを楽しみましょう。
ご不明点等ございましたらお気軽にご相談くださいませ。
皆様のご来店お待ちいたしております。
BRENDA長町インター店



