あまり長く使いすぎるとビンディングのはまりが悪くなったり外れやすくなったり、と出先で思わぬトラブルを引き起こすクリート。
すり減ったクリートを見ると「まだ大丈夫?」や「もうそろそろ変えておいたほうが?」など気になるところですよね。
今回はそんなクリートの交換時期について、シマノのロード用を例にご紹介します。
後ろ側の黄色い部分側面にうすくラインが見えますが、これが交換の目安になるインジケーター。
すり減ってもこのラインを超えないタイミングで交換するのがの目安になります。
そのラインを辿りながら後方から見てみると・・・
ペダルのツメが噛み合う部分の延長上にこのラインが来ているのがわかります。
このラインを超えてすり減るとペダルとクリートとが噛み合う部分にまでダメージがいってしまう、ということに。
目安のラインがないシマノ以外のメーカーのものも、このような見方をしていくとわかりやすいですね。
さてその交換するクリート、メーカーによって種類もさまざまですがシマノだと3種類。右から、
くっついた後の左右の遊び(フローティング)が6°の膝にやさしい標準モデル、SM-SH11(黄色)。
フローティング2°で、よりパワーのロスの少ないレスポンスを求めた中級モデル、SM-SH12(青色)。
そしてフローティング0°、すべての動作ををパワーに変えたい上級モデル、SM-SH10(赤色)。
という具合に、ペダリング時の膝の動きの安定感や求めるレスポンスに合わせて選ぶことができます。
一回の衝撃で大きく欠けたりすることもあるので、こまめにチェックが安心です。
みなさんのクリートだいじょうぶですか?