昨年第6世代へとフルモデルチェンジを果たしたスペシャライズドの「S-WORKS TARMAC」。レースバイクとしてグランツールで勝つための”速さ”を徹底追求するとともに、スペシャライズドが誇る人間工学のテクノロジー「ライダーファーストエンジニアード」を煮詰めることで、扱いやすさも念頭に置いて設計された1台は、発売当初から多くの方に支持を頂いています。
今回は、そのTARMAC SL6よりついにディスクブレーキモデルが登場!今回のTARMAC DICSの登場で、一気にディスク化の流れがやってきます。自転車業界でここ1年ほど騒がれている「ロードバイクのディスク化は浸透するのか?」という疑問も、答えが見えてきた気がします。
《なぜディスクブレーキか?》
よく、ディスクブレーキは雨でも制動力が落ちないことをアピールされていますが、それはあくまで極端な例。晴れている日や、長い下り坂で制動力の高いディスクブレーキのバイクに乗ると、こんなにも快適なのかと思い知らされます。その制動力は、もちろん雨の日でも快適に走れることを意味します。高い絶対制動とコントロール性を発揮でき、しかもフレームやフォークに大きな変更を施すことなく搭載できるディスクブレーキは、より確実にバイクを操作でき、安心して速く走れるということ。これはレースを転戦するエリートライダーでも、これからロードバイクを始めたい初心者の方でも欲しい性能(機能)です。
一方で、空力の改善も、より速く走るためにはこれまでと変わらずに重要です。空力性能を高めるための6ヵ月に及ぶ繰り返しの実験と検証プロセスにより、新しいフォーク形状、エアロチューブを使ったドロップドシートステー、D字形のシートポストとシートチューブという3つの課題を見つけたのです。
その結果、40㎞走った際に同クラスの最軽量バイクと比べて、およそ45秒速くなりました。
さらに、クラス最軽量(440グラム/172.5mm)かつ最高精度のパワーメーターを採用。走行技術や経験値にかかわらず、パワーメーターの活用ほどトレーニングやレースでのパフォーマンスを高められる方法は他にないからです。驚異的な軽さと剛性を誇るS-Works カーボンロードクランクにパワーメーターを左右に組み合わせることで実現しています。
スペシャライズドの契約アドバイザーである竹谷賢二さんのコメントも参考にしてみてください。
『オールラウンドファステストバイクとしては、軽さ、剛性、エアロに加えてダウンヒル性能のカギとなるブレーキング性能、さらに長時間ライドを快適化する振動減衰性能も極限でバランスさせたいところ。
その一つの解答がディスクブレーキ化とそれに適応させたフレーム進化、スルーアクスル高剛性を意のままに狙った設計に落とし込めるのは、MTBで長年培っているディスクブレーキの活かし方を熟知しているスペシャライズドならでは。
ターマックディスクに乗って不満がある人がいるならば、是非その人の率直な意見を聞きたい。キャリパーモデルも乗り込みディスクモデルと比較してもらえば、UCIレーサーがむしろハンディをおってレースに出ているのではないかと、気づくはず。』
ラインナップはこちら↓
S-WORKS TARMAC SL6 DISC
¥1,242,000(税込)
TARMAC SL6 DISC フレームセット
¥486,000(税込)
そしてそして!17日(土)、18日(日)の試乗会にて、こちらのTARMAC DISCを用意して頂けることになりました!
ぜひ乗ってお試しください!
スペシャライズド試乗会の詳細はこちら→スペシャライズド試乗会TEST THE BEST