阿部です。
すでに1週間経ってしまいましたが、12日に開催されたツールド沖縄に参加しました。
その間、泉店はお休みを頂きましてご迷惑をお掛けいたしました。
ツールド沖縄は日本最大のロードレース大会で、プロカテゴリーの他に、市民の部の210km、140km、100km、50kmがあり、今回は多田と一緒に100kmにエントリーしました。
単純に距離が短くなれば楽になるかと言えばそうでもなく、短い距離は全体のスピードが速かったり、各所に設けられた関門時間が厳しかったり・・・。
今年は気合十分!機材も最新型で臨みました。
車体:S-WORKS TARMAC SL6
コンポーネント:SHIMANO DURA-ACE Di2
ホイール:ROVAL CLX50
ヘルメット:S-WORKS EVADE
サングラス:オークリー EV ZERO
100kmのカテゴリーは国頭村から名護までは走るワンウェイのコースです。
スタート直後から一気に標高100mまで登り、そこからは海沿いの平地区間、30km過ぎからは淡々と登りと下りが続きます。ポイントは最初の登りを前方でクリアして、その後の平地区間でしっかり集団で走る事。ここで一人になると、5箇所設定されている関門にかかる率がぐっと上がります。
10時11分にスタート。
最初の1~2kmはパレードスタートなので、ペースが上がらないうちにスルスルと先頭集団にまぎれます。無事に登りきり、一気に海岸線へ向けて下っている最中に大落車発生。。(ロードレースにはよくあります)
うまくコントロールできて転んだ人同士の隙間に入り転ばずにすんだものの、後ろから変速機にしっかり突っ込まれてしまい停止。すぐ再スタートを試みるが、変速機が動かない・・・。(汗)
電動のデュラエースは転倒などからシステムを保護するため、強い衝撃を受けると「RDプロテクション機能 」が働き、モーターとリンク部の接続が一時的に解除されリアディレイラーが正しく動作しなくなります。(すごいぞSHIMANO!!でも、今その機能が働くのはちょっと困る!)
RDプロテクション機能を解除し、変速調整をやり直して再スタート。約7分のロスで海沿いの平地区間を40km~45kmペースで一人で漕ぎ進めます。大集団、逃した!(来年はリスク回避で先頭走らなくっちゃ!)
5kmほどで、落車に巻き込まれたとっても速い方と2人になったので、時折会話しながら35km地点まで2人で40~45km/hペースでローテーション。
いよいよ、本格的な山岳スタートです。
マシン重量は6.8kgピッタリで超軽量。8割程度の力で淡々と登ります。下りではしっかり攻めれるように700×26CのTURBO COTTONタイヤでとてつもない安定感を感じる事が出来ました。
今までは700×24Cを使っていましたが、今後は26Cの1択になる予感。
新しくなったTARMAC SL6には3ヶ月ほど乗り込んだので、すっかり体にもフィットしていました。SL5の乗り味を残したまま、さらに軽く高剛性になったのがわかります。ハイエンドのバイクは良くも悪くもクセがある場合が多いのですが、スッと体に馴染むような心地よさはまさに優等生的なオールラウンドバイクです。
そんなこんなで、関門に捕まる事なく、なんとか30分程度のアドバンテージを残しながら80km地点まで。
そこからは足の痙攣との戦い(笑)
当日の気温は25度と暑くはなかったですが、肌寒くなった仙台の気温にすっかり慣れてしまったので足攣り対策をしていましたが、いよいよ誤魔化せなくなってきます。
エネルギーとマグネシウムが一緒に摂取できるマグオン、カフェインとコエンザイムQ10が摂取できるTOP SPEEDを多めに飲んでなんとか漕ぎ進めました。
後半の登りは本当に辛かった・・・!
3時間40分で無事にゴール。(多田も20分ほど前にゴール!)
その後はしっかり沖縄を堪能して帰ってきましたよ!
今年の完走率は100kmアンダー39で約7割。練習を頑張れば、トラブルがあっても完走は難しくないレベルでした。
来年、チャレンジしてみたい方はサポートしますので、ぜひご相談くださいね!