ご存知の方も多いと思いますが、名前の由来にもなっているROUBAIX(ルーベ)とは、ヨーロッパのパリ〜ルーベという石畳のデコボコ道を走るレースのこと。オフロードかと思えるような過酷な路面をいかスムーズに走り抜けるかを考えて作られたルーベは、ロードバイクとは思えないほど快適な乗り心地を実現しています。2017年にフルモデルチェンジしたばかりですが、2018年でもマイナーチェンジされ、さらに性能とコストパフォーマンスが高くなったモデルの一つ「ルーベ エリート ディスク」をご紹介します。
SPECIALIZED ROUBAIX ELITE DISC(スペシャライズド ルーベ エリート ディスク)
￥345,600(税込)
ROUBAIX(ルーベ)最大の特徴の一つが、ヘッド部分に搭載された「Future Shock」(フューチャーショック)という新機構。
中を開けてみると専用のスプリングが入っており、マウンテンバイクのサスペンションの様に、路面や段差からくる突き上げを吸収してくれる仕組みです。スプリングは、他に固さが異なる2種類が付属するので、好みやシチュエーションによって調節可能です。
サドル下のシートチューブ・シートピラー部分も大幅に変更。シートチューブは太くなり、シートピラーが内部でしなる様に空間を確保。具体的には、前後に20mmのコンプライアンス(柔軟性)を持たせています。水が入らないようにゴムキャップ付き。
シートポストにも秘密が。ライダーのほとんどの体重を支えている臀部は、それだけ振動にさらせれます。CG-R CARBON POST(コブルゴブラ カーボン ポスト)は、優れた柔軟性と「zertz」(ゼルツ)による振動吸収性を併せ持つカーボンシートポストです。ロードバイクで苦労するお尻の痛みも、CG-R CARBON POSTを使うことで改善が期待出来ます。
サドルはマウンテンバイク向けでありながらロードバイクにも採用されているPHENOM(フェノム)サドル。ボディジオメトリーに基づいた設計が長時間のライドでも快適なフィット感を実現しています。
ブレーキは、制動力に優れたシマノ製・油圧式ディスクブレーキを搭載。自然とスピードが出てしまう下り坂などでは、従来のワイヤー式ブレーキよりも少ない力でしっかり減速するので、握力に自信が無い方でも安心して使用することができます。
ギアはシマノ・105を採用。リアスプロケットの一番軽いギアには32Tが標準装備されています。登りが得意でないという方にも嬉しい仕様ですね。
クランクもシマノ純正で、市販されていない完成車専用コンポーネントです。
ホイールはDTスイスのディスクブレーキ専用モデル。付属のタイヤはスペシャライズドTURBO PRO(ターボ プロ)700×28Cを採用。耐パンクベルト内蔵で耐久性に優れたタイヤです。
ぜひ店頭でお確かめ下さい。
