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[e-BIKE特集1]いよいよ国内展開スタート!SPECIALIZEDからe-BIKEが登場!

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いよいよ発売が迫ってきましたspecializedのe-bike”TURBO”シリーズ。

今日から複数回に分けてスペシャライズドのe-bike”TURBO”についてご紹介します。

まず今日はe-bikeの基本的なことから、既存のe-bikeとTURBOの違いについてお伝えいたします。

まずはe-bikeについてですが、、、

e-bikeとは電動アシスト付きのスポーツ自転車のことです。軽量なスポーツ自転車にアシストがつくことでより急な坂を軽快に、今までよりも遠くまで楽に速く走ることができるようになります。

電動アシスト付きというと普段ロードバイクに乗る方などはとっつきにくいイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。

実際私も乗って使ってみるまではそうでした。しかし初めてTURBOに乗ってライドをしてきてその考えはいい意味で裏切られました。正直乗っていて普段のロードバイクとほとんど遜色なく走れてしまいます。

specializedのe-bikeにはTURBOの名が付きます。その中にもロードバイクのCREO,マウンテンバイクのLEVOなどいくつかの車種があります。

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今回四月より日本でも展開が始まるTURBOですが一番の特徴はモーターと車体(バイクフレーム)を同じメーカーが作っている点です。通常他社のe-bikeや既存のe-bikeはモーターを作るメーカーと車体を作るメーカーが別でした。

例えるなら昨今のスマートフォンでソフトとハードを同じメーカーが作っているのと同じですね。やはりトラブルが少なかったり、統合的に制作できるため製品としての完成度が高くスマートに仕上がります。

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その恩恵が一目見てわかるのがバイクのデザインです。画像はロードタイプのCREOですが、バッテリーはダウンチューブに完全に格納され、モーターもよく見ないと普通のロードバイクと見間違うほど綺麗に収まっています。通常車体メーカーは採用するバッテリーやモーターにフレームを合わせて作るためどうしても外観に露出していたり明らかにBB周りが大きくなってしまいます。

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しかしTURBOの場合スペシャライズドの自社設計なので自社のバイクに合うようにモーターやバッテリーの形状、性能を最適化できます。

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フレームのトップチューブに搭載されているTCUという装置もこのシステムのひとつです。

こういったデバイスも専用設計によるメリットが生きてきます。

直感的な操作でモーターパワーの調整やバッテリー残量の確認ができます。

スマートフォンやサイコンとの連携もここからBluetoothやANT+などを通じて可能になっています。

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このTCUにもメインハーネスというケーブルを介してバッテリーより電力が供給されます。このケーブルも一切露出せずにフレームに収納されます。

 

そしてこのシステムの重要な肝心のモーターがこちら

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画像だと伝わりずらいですがこのモーターが圧倒的に小型軽量化されています。おおよそ既存のモーターよりも1kg近く軽量になっておりかなりコンパクトです。

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 これまでのモーターは大出力にしようとするあまりバッテリー、モーターともに大きく重くなる傾向にありました。しかしこのSL1.1モーターは必要十分な出力にとどめ小型軽量にすることでバッテリー持続時間を長く、ライドフィーリングを通常のスポーツバイクとほとんど変わらなくすることに成功しました。

スペシャライズドはこれまでレーシングバイクを作ってきてこともありライドフィーリングにはかなりこだわりを持って作っていることが実際に乗ってもらうと感じられるかと思います。

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実際パワーカーブを見るとケイデンスが上がるにつれて80~100回転でパワーが最もでるように設計されています。今までのe-bikeだと漕ぎ出してすぐ原付のように加速する車体も多かったですがTURBOはスポーツ自転車としての加速を犠牲にしていません。

ここが実はすごいところで法律でアシストの上限速度は決まっていますからはじめに漕ぎ出してすぐどんどん加速してしまうとロードタイプであればあっという間にアシストが切れて人力のみになってしまいます。しかしTURBOは最初のアシストが緩やかであるため漕ぎ出しは楽なのですが加速は自然です。そのため徐々にライダーが足を回すにつれて加速しある程度の巡航に達すると自然にアシストが切れています。

実は国内では今回初めて登場しますがスペシャライズドのe-bike自体は海外では何年も前から販売されていました。これだけの完成度を誇る理由は何年も培ってきた技術と試行錯誤のおかげといえそうです。

私も実際に数時十キロほど試乗しましたがどこでアシストが切れたかほとんどわかりません。それぐらいナチュラルに走れます。巡航に達すると足の負荷はそれほど高くないためアシストがなくても違和感はほぼなかったですね。

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モーターは脱着も可能でバッテリーを取り外したりメンテナンス時はこのように分解します。

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かなり大きなバッテリーが格納されているため持続時間は十分!

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普段の充電はもちろんケーブルのみで可能です。基本的によほどのことがばければバッテリーを取り外すことはありません。

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またBRENDAではスタッフがE-BIKEの分解組立、ソフトウェアのアップデートやトラブルシューティングなど万全のサポートをご用意していますのでライダーの皆様は心配せずに安心して思う存分乗っていただけます。

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バッテリー切れが心配な方などはボトルケージに付けれる予備バッテリーなどもオプションで販売されます。本体の半分のバッテリー容量なのでこれを一本つけて走ればかなりのロングライドでも安心です!

 

今回はモーターやバッテリー、TCUなどTURBOに使われているシステムをご紹介しました。このSL1.1モーターを搭載したE-ロードバイク TURBO CREOですがスペックにより種類がいくつかありますので次回はCREOの車種について詳しくご紹介いたします。


Brenda

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